2012年02月09日

雪山登山講習会

06雪山登山講習会.jpg

翌日は雪山登山講習会でした。以下、メモ的な感じで書いていきます。

●講義1 登山におけるアルコールの影響

アルコール摂取後に行動するか、行動しないか、で考える必要がある。

@行動する場合 (日帰り登山)

・日帰り登山の場合、下山時14時〜15時は遭難が多発する魔の時間帯である。
 と同時に、日帰りで飲酒して行動する際の酔いが回ってくる時間でもあり、この二つが重なることを頭に入れておくこと。
・お酒を飲んだ直後は酔っぱらっていない。30分〜60分時間を置いてそれから酔いが回ってくる。時間差があるということ。
 ビール大瓶を一本呑んで、完全に酒が抜けるまでには(酔いが回ってきてから)4時間必要。

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 アルコールの影響の講義

・アルコールを摂取すると、麻酔作用と大量の酸素を消費する。
 酸素を消費するということがポイント。つまり、アルコールを摂取してから下りならまだしも、登りかえすということは非常に大変な作業である。逆を言うと、飲んでから行動する場合は、絶対に道を間違えて登りかえすようなことはしてはならない。

・気圧の低いところでは酸素が少ないため、なかなか酔いが覚めない。
 つまり、北アルプスのような3,000M級の山で飲むのと、飯豊朝日2,000m級で飲むのと、百石山500m前後で酒を飲むというのは同じ量でも全く意味が違うということである。

・なお、下山後に運転する場合、当然法的な罰則がある。このことは言うまでもない。


A飲酒後、行動しない場合(宿泊登山)

・行動しないからと言って、二日酔いになってしまうと、大量の酸素を消費する。
・二日酔いは脱水症状にもなり、血液がドロドロになる。

登山におけるアルコールの影響は、初めての講義内容でした。他人事ではないので、結構真剣になって聞いてました^^;


●実習1 シート運送法

 ツエルトとロープ等を使って運送する方法について実習でした。
特にメモはありませんが、ここでもロープワークのクローブヒッチを多用するので、この結び方はマスターしなけばですね。

07シート運送法.jpg
 シート運送法。ちなみに運送されているのは私です^^;


●講義2セルフレスキュー
 自分たちは尾根を登っていて、沢を登っている別パーティーが雪崩に埋まってしまったというシュミレーションのもと、2班に分かれてセルフレスキューについて考えました。
 正解はありませんが、以下ポイント

08セルフレスキュー.jpg
 班に分かれ発表

・雪崩発生。→まず救助するかしないかを決める。救助するということは、自分たちのビーコンの発信を切ることであり、救助するイコール命を懸ける、ということである。この時はパーティーの意思を統一することが必要。極端なことを言えば救助しないという選択肢もありえる。

・リーダーは全体が見渡せるところにいること。

・警察へ連絡するのは救助が落ち着いてからでよい。電話したら黙っていても30分は受話器から離れることができなくなるからだ。

・まずはパトロール&コール。パトロールは残置物などがないかを見ること。コールは雪面に向かって叫んで相手の声を聴くこと。

・救助する順番はビーコンを装着している人、という概念に囚われない。ビーコン操作中、登山者の登山靴やザックが見えたら当然そちらをまずは見る。常識、固定概念は捨てること。視点を広く持つ。


●実習2 雪崩遭難時における救助シュミレーション

・ビーコンの使い方

・プローブの組み立て方は投げて引っ張る。これは知りませんでした。マスターしなければですね。

・ビーコンでは遭難者が地下にいることから2mくらいまでしか範囲を絞り込めない。絞り込んだら、あとはプローブでひたすら探す。

・遭難者を発見したら、刺激を与えてはいけない。冷えた血液が体内に流れてそれで死に至ることもある。

・刺激を与えてはいけないが、声はかけ続ける。遭難者の心の支えになる。

09プローブ操作.jpg
 プローブ操作。

10埋没者発見.jpg
 埋没者発見。

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 埋没体験です。プローブでツンツンして感触も確認(笑

12雪面観察.jpg
 雪面を観察します。弱層はどこかな?


 ふう、こんなところかな。
とても勉強になりました。やはり講習は定期的に行って、自分自身確認しておくことが大切ですね。

13閉講式.jpg
 最後に閉講式でした。



町民登山に参加された方のHPは下記から見れます^^ 勝手にリンク貼らせてもらいまーす。

・飯豊朝日連峰の登山者情報
http://www.iideasahi.jp/1518.html
http://www.iideasahi.jp/1519.html

・それゆけとーちゃん
http://ogunimachimontefuan.blog47.fc2.com/

・酔待草
http://yoimachigusa.whitesnow.jp/index.php?2%2F4%E7%99%BE%E7%9F%B3%E5%B1%B1

・山賊会
http://www.iwafune.ne.jp/~sanzoku/Hyakoku120204.html

・奥さんの晴歩雨読
http://blogs.yahoo.co.jp/okusan2005/archive/2012/2/7

・自然を〜楽しむ日々
http://sakurakome.blog.fc2.com/
posted by dai at 20:46| Comment(2) | やま | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ボクも雪崩とセルフレスキューは毎年講習を受けなおしています。
毎回新しい発見がありますね。
ビーコンもアンテナがシングルからデュアル、そしてトリプル。
ソフトもバージョンがどんどん上がるし。
手間もお金も掛かりますが地道に勉強していきましょう。
Posted by fatfatyo at 2012年02月10日 20:20
fatfatyoさん

セルフレスキューは本当に毎年受けなおすことが大切ですね。やっぱり忘れていますし。
まだいざというときはありませんが、繰り返して何度も確認していくことが、安全安心につながりますね。

技術は大切ですが、一番大切なのは冷静に対処するということだ思います
。実際できるか分かりませんが、繰り返し勉強しておけば多少パニックになっていても身体が覚えていると思うので、勉強しておくことは大切ですね!

2重投稿になっていたので、1件削除させてもらいますね^^
Posted by daichan at 2012年02月12日 06:32
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