11月29日(火)、土日出勤の振休をいただき古寺鉱泉〜古寺山に行ってきました。
朝、5時過ぎに家を出発。今回一番心配なことは、古寺鉱泉まで車が入れるかどうかということ。
今年は雪が早いので、道路はもう通れないのではないのだろうか。
鶴岡市内は全く雪はありませんが、月山道路に入ると積雪量が一気に増えます。
峠を越えて、大井沢に入っても積雪量は変わりません。
「これは今日は車入るの無理かな?ダメならばどこか温泉に入って家に帰ろうかな」と、テンションが低くなって行きます。
根子までは道路が除雪されていますが、問題がその先です。ダメかな〜と思いきや、大規模林道方面は除雪されていませんが、なんとか車が入れました。
「よし、いいぞ!どこまで行けるか」と進みます。
日陰の部分は雪が多いですが、なんとか進んでいきます。
そして、なんと、古寺鉱泉まで入ることができました。ふ〜、良かった。

古寺鉱泉までなんとか入れた。ほんとギリギリでした。
恐らくもう入れないと思います。私が最後の車客だったかもしれません。
駐車場で準備を済ませて、出発!
天気はよさそうです。今日はどこまで行けるかな。歩き始めから雪があるので、大朝日岳まではとても無理。
小朝日岳まで行けたら、最高だろうと歩き始めます。
古寺鉱泉は、雪囲いがしてありました。もう冬ですね。
雪を踏みしめて、尾根の取りつきまで登ります。

古寺鉱泉に向かって歩きます。

雪囲いがしてありました。また来年。
尾根に出ると、一旦雪が消えました。夏道を歩きますが、合体の樹を過ぎるともう完全に雪道になります。
えっちらおっちら登って行き、一服清水に到着。なんとか水は組めました。
コップも健在で喉をうるおします。
積雪量はどんどん増えてきます。ハナヌキ分岐を過ぎて、古寺山を登ります。

尾根に乗るといったん雪が消えた。

が、すぐに雪道へ。

一服清水。無雪期と全く景色が違います。

なんとか水は汲めました
今の時期は中途半端です。登山道上を歩こうとすれば、大きく掘れた登山道に積もった雪はぬかるみ、ズボズボはまってしまい、とても歩きにくい。
かといって、登山道外を歩こうとすれば藪が待っています。
これではなかなかペースが上がりません。悪戦苦闘しながら、古寺山の稜線を目指して登ります。

ブナの実の殻だらけでした!これはすごい!

古寺の稜線を登ります。
やはり山は良いです。
自然の中には、なにか大きなエネルギーがあるように感じます。いつも思いますが、私は本当に山が大好きです。
三沢清水では、水はもう汲めませんでした。というか、もうちょっと積雪量があったら、ここが三沢清水とは分からなかったと思います。

三沢清水。
ここまでくればあとちょっと。
高度を上げ、次第に展望が良くなってきます。
なんとか稜線まで上がり、ここからは朝日連峰の絶景が待っていてくれました。

朝日の絶景が飛び込んできた!